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Martin E.P. Seligman
小林 裕子

アスペクト

グループ:Book

ランキング:14424

価格:¥ 1,995

発売日:2004-06

在庫あり。

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ポジティブ心理学入門 幸せを呼ぶ生き方

カスタマーレビュー

環境と 体のことも 大事だよ  (2009-10-20)
1.内容
心から幸せを感じるにはどうしたらいいかを書いた本。パート1においては、過去、現在、未来において、どのようにすればいいかが書いてある(キーワードだけ書くと、過去は感謝、容認、忘却、未来は希望と楽観、現在は快楽と充足感との違いを理解し、充足感を満たす生き方をする)。パート2においては、6つの美徳を紹介し、それを基にして24種類の強みを示し、読者がどのような強みを持っているかを知り、それを生かすことを提言している。パート3においては、人生の大きな3つの局面である仕事、愛情、子育ての状況において同強みを発揮するかという実践的な内容と、まとめ。
2.評価
著者が提示した考え方、方法論は、素晴らしいと思う。巷で「ポジティブ心理学」が流行るのが良くわかる。また、何でもポジティブにすればいいという安直なことではなく、バランスも良い。それはいいのだが、(1)著者は環境を変えられるということを強調するあまり、環境がそれなりに人間生活に及ぼす影響を軽視しかねない(著者は言っていないはずだが、ネガティブに考えるのはお前が悪い!となりかねない)、(2)そもそも著者はうつ病の研究から思索を深めているが、うつ病・状態のときは、投薬治療や体のケア(有酸素運動など)なども方法論として有力だと思うので、この本だけに傾倒しない方がよい、以上2点により、星1つ減らし、星4つとする。

「本当の幸せ」についての大切な教え  (2008-10-05)
 本書は3つのパートで構成されています。簡単に言うと、
1.心理学が教えてくれる幸せ 2.自分を生かす強みと美徳
3.具体的な取組み です。
 チェック項目が所々にあるために自己認識に役立つよう
に上手く構成されています。(但し、このチェック項目は
日本人には少し上手く対応していないように感じました。)
 パート3.では、「仕事,パートナー,子育て,本当の幸せ,
生きる意味と目的」について、実際に今からでも取り組める
ヒントが満載なので実践的な内容になっています。

 ポジティブ心理学に関連するような自己啓発の本を
いくらたくさん読んでもなかなか成功や自分の成長を
実感できない人が多いのも事実だと思います。その原因は、
もしかすると、表面的なテクニックやノウハウだけを
自分なりに取り入れて試そうとしていることにあるような
気がしてなりません。(これは自分の反省も兼ねて)
大切なのは他人との比較などではなく、あるがままの自分、
本来の自分をいかに生かすかということを本書では、
改めて気付かせてくれます。

 但し、本書やポジティブ心理学では、幼い頃の体験や
育った環境をそれほど重要視していない点(もしくは、
影響が無いとしている点)と、思考だけで自分の生き方を
コントロールしていこうとするように感じられる点には
少し納得出来ません。(脳が身体の記憶をもとに物事を
判断している視点が抜けているように感じるため。)

(ほんとかどうか知りませんが)表紙の帯には、
スティーブン・コヴィー氏,ダニエル・ゴールドマン氏,
スティーブン・ピンカー氏,アンドルー・ワイル氏、
絶賛!と書かれていました。彼らのことが好きな人は
きっと読んだら☆4つ以上の評価をすること間違いなし
です。

フロー現象を理解したあとに…  (2008-06-30)
直前にチクセントミハイの「フロー喜びの現象学」を
読んだので、この書でさらに「幸せ」というあいまいなものが
よく理解できた。

ポジティヴ心理学の真髄「思考が現実化する」ことも
「引き寄せる幸せ」もこれで自分なりに解明できた。

心理学の本らしく、自分の強みを見つけ出すテストも
あって、自分やパートナーを分析するのも楽しい。

さて、これらをどう生活や仕事、人生にいかせるか。

暗いニュースが多い中、子どもたちに明るい未来を
思いえがけるようにするのも私たち大人の使命かもしれない。

「幸せ」を体感するためのヒントがちりばめられている本  (2008-06-10)
あなたは自分の性格を「ポジティブ」「ネガティブ」
どちらだと思っていますか。
わたしはネガティブなものの考え方を
してしまうほうなんです・・・。

一般的には「ネガティブ」はだめで
「ポジティブ」なものの考え方を促す本が
大多数だはないだろうか。

アメリカの心理学者マーティン・セリグマン教授が提唱する
「ポジティブ心理学」はネガティブ志向のひとが、
自らの短所や悩みを解消するのではなく、
それぞれにもともと備わっている「強み」を
さらに伸ばすことで、
今よりもっと幸せになるための心理学。

本書では、心理テスト的なものが多くあり、
自分自身の心持が数値でわかるようになっていて、
それに対して適切なあり方を示してくれる。
「幸せ」を体感するためのヒントがちりばめられている本。

いろんな自己啓発書があふれているが、
単純に「ポジティブになれ」という方向性ではなく、
いまある自分の特質を理解して、その特質を成長させて、
その上で物事に対応していく方法をこの本は示してくれている。

■「幸せな人生とは?」著者の大胆な仮説と結論がずばっと切り込んできます。  (2008-05-03)
・著者は50年間、不機嫌な人間だったがそこから変われたようだ。著者の鋭い仮説とシャープな結論が気持ちよかったです。
・1.お金持ちは幸せか?
 著者は、「アメリカ、日本、フランスなど先進国はこの50年で購買力が倍以上になったが全般的な生活に対する満足感は少しも変化していない」と。必要な生活できる収入と購買力が得られた後は富が増えても幸福は増えない。幸福感を決めるのは、お金をどのくらい大切なものと考えるか、という価値観であると。
・2.強みを生かせば幸せになれる
 よく言われることですが、「弱みを克服することに人生を費やすのは間違いだ。むしろ、人生最大の成功と真の満足感(本当の幸せ)は強みを伸ばした時に現れる」と。
・3.過去が未来の幸福を決めるのか?
 もう、この仮説設定の文言で、目から鱗が落ちました。「そんなもんで決まるわけ無いよね!」という激励を感じました。
 でも、これまでの心理学(ex.フロイト派)のマジョリティーは「そう、過去が決めるのさ」でしたよね。私もこれにはずっと懐疑的だったんです。日常語にもなってしまった”トラウマ”ってやつですね。
 ところが、実際の調査結果を見ると別の見方ができると。11歳になる前に母親と死別した子どもは、鬱病になる確率が若干高いのだが、女児に限るとそのリスクはごく稀だと。むしろ、「幼児期の経験が現在の不幸の原因だと思いこんだり、そのために未来に対して臆病になったりすれば人生をむだにすることになる。」と。
 全くその通りだと思います! フロイトの流れを汲む古くさい心理学者はある種の偏った価値観をまき散らさないように気をつけて欲しい、とも思いました。
・4.幸福は本当に増やせるのか?
 様々な調査の結果、結論はNoだと。遺伝によって”幸福感の維持され度合い”は決定されているようだと。 などなど。

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